バリーカライブ無事終了いたしました!

8/31に行われました、盛植俊介企画、浅草橋バリーカでのライブ、無事終了いたしました!ご来場のみなさま、配信申込いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

旧知の仲である、あべちゃん、はっちゃんとの久しぶりの共演!ということで、張り切って臨みました。

が張り切り過ぎ?力み過ぎ?1部と2部の休憩時に化粧直しをしていたら、左目の白眼が出血してるのを発見.,.赤目になりかけてました💦

2部は赤目が目立たぬよう、遠い目をして踊りました😓

あべちゃんもはっちゃんも、己のスタイルを突き詰めて行く勇敢なバイレで、カッコいいなぁ、と思いながらパルマしてました。

私は、イメージしていたように踊れず、後悔も残念感もハンパありませんでしたが、不思議と台風の後の朝みたいに、清々しい気持ちに満たされました。なぜなんだろう、と考えましたが、強いて言うならばやり切ったからかな…,また明日から練習して行こう!という前向きな気持ちでいる自分に驚いたりしてます。ポジティブって良いね😆

10年以上前に、あべちゃん企画でアルハムブラに出演させてもらっていたころよく伴奏してくれてた懐かしの盛くんのギター、熱い魂の叫びが胸を震わす麻理さんの歌、力強くサポートしてくれてありがとうございました。

赤目ちゃんは1週間ほどで元に戻るそうですが、ちょっとしたホラー顔で9月のスタートです😆

父のこと まとめ

かくして、私に騙された父は、包括センターの方が請け負ってくれた、小規模多機能型居住、というところに通い始めた。暴れてますから引き取ってください、と、いつ連絡が来るだろう、とハラハラする日が続いたが、思いの外馴染んでいるらしい。施設の方のプロフェッショナルを感じた。

生活のリズムができ、昼夜の逆転もなくなった。お昼ご飯も温かいものをみなさんと食べられる。レクリエーションでは、とても盛り上がるそうで、いつしか父はリーダー役を買ってでるようになったらしい。やっと、やっと、ここまで漕ぎ着けることができた。それは、もしかしたら父の心奥の要求でもあったのかもしれない。

それが、3月半ば。通所から約5ヶ月、小さい事件はいろいろあるけれど、父が人間らしく、自分を取り戻し始め、介護度も良くなり、本当にセンターには感謝しかない。やはり、プロ、そして第三者の手は大事だ。

この先、いろいろ考える。認知症がもっともっと進行したら、、、薄情かもしれないけど、私は父を家で介護し続けるつもりはない。自分の生活があるからだ。そこを犠牲にしてまでは、尽くせない。一つの目安として、父が家族のことがわからなくなったら、というのを考えてる。けどわからない。自分の気持ちが追っ付かなくなった時、私は父をより良い場所へと送り出すだろう。

今は、安定。けど、ずっとじゃない。父も変わる、私も変わる、家族の状況も変わる。一時訪れた平穏な日々、これが少しでも長く続くことを願っている。

クラスは、時間の変更など、受講してくださってるみなさんには多大なご迷惑をお掛けしました。突っ走ってなんとかやってこられたのも、みなさんのご理解あってこそ、感謝しかありません。低め不安定ではありますが、私は仕事も家族も切り離しはしません。やれるとこまで、行けるとこまで行ってみるさ!

父のこと その4

生活の手段であった車を取り上げてしまった形なので、父もストレスが溜まったことだろう。もう俺は死んだ方がいいのか?と問うてきたことがあった。とても悲しくなった。できる限り元の生活に近い形にしてやりたいと思い、趣味のゴルフ練習場の付き添いなど、やり始めた。

毎朝5時起き。散歩、洗濯、食事の支度(昼、夜分の仕込み含む)済ませて、ゴルフ練習場へ。練習場の受付には、父が軽度の認知症であることを告げ、何かあったら私に連絡してくださいと頼み込む。その後、急いで取って返してスタジオへ。午前中のレッスンを行い、練習場へ父を迎えにいく。昼食の支度、犬の散歩、夕飯の支度を整えて夕方からレッスンがある日は外出し、という生活。

3ヶ月ほどで私の方が参ってきた。が、ちょうどその頃、飲酒を続けていた父の体調も悪くなり、寝付いてしまった。10日ほど酒を絶ったことでまた元気を取り戻した父だが、認知の方はかなり進行してしまっていた。

が、そこにはありがたい置き土産が。ノンアルコールビールを、ビールと思い込むようになったのだ!今までどんなに試みようが、その手には乗らなかった父が!それだけ認知症が進行したということなのだろうが、ここは渡りに船だ!

父は、美味しいビールだ!と喜んでノンアルを飲んでくれる。神様、ありがとう、と心底感謝した。

ノンアルのお陰で、体力的にはメキメキ元気になったところで、再度父に問うてみた。「お爺さんお婆さんの話し相手や、お茶汲みなんかやるバイトあるけど行く?時給300円だけど」「行ってみるか!」ようは騙しだが、前向きに生きようとする父の姿が嬉しかった。